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岡田有希子、真田太平記で於菊を演じる

真田太平記:於菊:岡田有希子

岡田有希子:真田太平記で妹役を演じる

真田丸も、前半の見せ場、第一次上田合戦が真田側の勝利で終え、こののち、真田信繁は大阪へ人質として向かう段となります。

そんな中、30年前の4月8日、真田太平記に真田昌幸の娘、於菊として出演していた岡田有希子が自殺するというショッキングな事件がありました。

岡田有希子、あの4月8日から30年

上記に自分の岡田有希子への思いを綴りましたが、今回は、岡田有希子が演じた於菊についてご紹介します。

滝川一益孫と結婚した於菊

真田太平記では、於菊の母、お徳を坂口良子が演じておりました。

お徳は、真田昌幸の側室であり、於菊は、信幸、幸村(信繁)妹として名胡桃城にて誕生しました。

お徳は、名胡桃城落城のさい、そのことを上田に知らせるため、城を脱出したさいに落命。

その後、残された於菊は、真田昌幸と正室山手殿に引き取られ、すくすくと育てられました。

幼少のころは、子役が立てられていたため、岡田有希子が演じる於菊が登場するのは、17話、豊臣秀吉が落命するあたりからである。

豊臣家の重鎮である石田三成の妻の従兄弟である宇多頼次との婚儀の話がまとまりつつあった。
(じっさいには於菊と宇多頼次の間にもうけた娘は、小山田茂誠の嫡子小山田之知に嫁いだとも)

ところが、関ヶ原の戦い、第二次上田合戦が勃発。

話は胡散霧消となり、第二次上田合戦の折、上田城を訪れた滝川一益の孫である滝川三九郎一積に預けられる。

戦後処理が終了後、上田城に入った真田信之を滝川三九郎と於菊が訪れる。

そこで滝川三九郎が、於菊を嫁とすることを告げられた真田信之が困惑。

それを妻である小松殿がなだめ、祝言を挙げるというストリーである。

この滝川三九郎は、真田家にとっては欠かせない存在であり、真田信繁の娘を養女として迎え、嫁がせるなど、尽力した人物である。

池波正太郎も絶賛する滝川三九郎と於菊夫婦仲であった。

徳川家の旗本となるものの、所領没収されるなど、波瀾万丈も、最後まで添い遂げるなど、真田信之、山手殿夫婦同様に、賞賛されている。

のちに息子一明をもうけた。のち300石で旗本として迎えられた。

滝川三九郎は、1660年に死去。
於菊は1666年に死去した。

兄である真田伊豆守信之同様に、当時としては長命を保った。

その於菊を笑顔で、殺伐としがちな戦いの場を和ませる役割を果たしたのが、岡田有希子でした。

出番は、少ないものの、父である丹波哲郎演じる真田昌幸が、目に入れても痛くない於菊とのやり取りは、真田太平記の名場面です。

また、兄真田信之に、滝川三九郎との婚姻を認めさせるシーンは、さすが真田昌幸の娘、したたかだなと思わせるシーンであります。

まとめ

不朽の名作である真田太平記には、多くの女優が好演しています。

その中で、初時代劇にて、最後の時代劇となった岡田有希子も、熱気ある現場で存分に力を発揮しておりました。

天国に召した岡田有希子も、母のお徳坂口良子、父の丹波哲郎と楽しくやっているだろうと。

あの愛くるしい笑顔は一生忘れないものです。

ありがとう真田太平記!

ありがとう岡田有希子!

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