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2015世界陸上北京大会への道【参加の厳しさ】

世界陸上参加標準記録

TBS放送世界陸上北京大会司会に織田裕二と中井美穂が決定

8月22日より北京にて開催される世界陸上。

北京の大気の状態が心配されますがどうなんでしょうか???

そんな世界陸上を放映するのがTBS。

そして司会は10大会連続となる織田裕二と中井美穂。

1997年のアテネ大会からのコンビ。

ある意味では、踊る大捜査線以上に織田裕二を代表する番組かもしれません。

織田裕二、中井美穂が9日間、都合64時間に渡って放送される予定の世界陸上にむけて意気込みを語っています。

〈織田裕二コメント〉
気がつけば10大会目なんですね、言われるまでは全然分かりませんでした(笑)。
最初に始めた97年のあの頃はまさかこんなに長く続くとは思わなかったので、驚きと同時に嬉しいという気持ちが有りますね。
今大会の番組キャッチフレーズは「すべてが“つながる”瞬間がある」
僕たちは中国・北京の現場から選手の熱さ、会場の熱気を日本の皆さんに「つなげたい」と思っています。「世界陸上北京」8月22日から9日間、選手たちの熱い戦いをぜひご覧下さい!

〈中井美穂コメント〉
毎回何が起こるかわからないのがLIVEなので、とっさの出来事に対応して、冷静さと安定感をもって、でも熱はそのままにきちんとお伝えしたいです。
選手たちのこの舞台へ立つまでの背景やストーリーもしっかり伝えたいと思います。

TBS 世界陸上北京サイトより

メインキャスターの発表はありました。

そして日本でも人気種目であるマラソン代表の男女各3名は発表済み。

そしてこれから他の種目は決定がなされます。

そこで今回は世界陸上の派遣設定記録についてご紹介します。

2015北京世界選手権参加標準記録および日本陸連派遣設定記録

さっそく北京世界選手権参加標準記録と日本陸連が設定する派遣設定記録みていきましょう。

まずは男子から

種目 参加標準記録 派遣設定記録
100m 10.16 10.01
200m 20.50 20.28
400m 45.5 44.89
800m 1.46.00 1.43.98
1500m 3.36.20 3.32.95
5000m 13.23.00 13.06.63
10000m 27.45.00 27.31.43
マラソン 2h18.00 2h18.00
110mH 13.47 13.30
400mH 49.50 48.74
3000mSC 8.28.00 8.14.00
20km競歩 1h25.00 1h20.12
50km競歩 4h06.00 3h44.36
4×100mR *1
4×400mR *2
走り高跳び 2.28 2.31
棒高跳び 5.65 5.70
走り幅跳び 8.10 8.26
三段跳び 16.90 17.21
砲丸投げ 20.45 20.87
円盤投げ 65.00 66.53
ハンマー投げ 76.00 79.11
やり投げ 82.00 84.32
十種競技 8075 8311

*1 *2 ともに、2014ワールドリレーズ上位8ヶ国とIAAFランキング上位8ヶ国

そして女子は

種目 参加標準記録 派遣設定記録
100m 11.33 11.09
200m 23.20 22.60
400m 52.00 50.59
800m 2.01.00 1.58.86
1500m 4.06.00 4.02.00
5000m 15.20.00 15.06.00
10000m 32.00.00 31.23.17
マラソン 2h44.00 2h44.00
100mH 13 12.75
400mH 56.2 54.66
3000mSC 9.44.00 9.26.00
20km競歩 1h36.00 1h29.17
4×100mR *3
4×400mR *4
走り高跳び 1.94 1.94
棒高跳び 4.50 4.60
走り幅跳び 6.70 6.84
三段跳び 14.20 14.48
砲丸投げ 17.75 19.07
円盤投げ 61.00 63.94
ハンマー投げ 70.00 73.39
やり投げ 61.00 63.34
七種競技 6075 6325

*3 *4 ともに、2014ワールドリレーズ上位8ヶ国とIAAFランキング上位8ヶ国

記録の有効期限:10000m、マラソン、競歩、リレー、混成競技が2014年1月1日から2015年7月31日
上位以外の種目は2014年10月1日から2015年7月31日
となっています。
また、マラソンと競歩に関しては、国際陸連によって指定された国際競技会の記録のみ有効となっています。

非常に厳しい難関を乗り越えないと出られない世界陸上

記録をみてもお分かりの通り、かなり派遣の設定記録が厳しく設定されています。

とくに短距離はかなりシビアな記録ではないでしょうか。

世界陸上記録男子編

男子100mにおいても、昨年の最高が桐生祥秀の10.05。つまりは自己ベストを更新し、伊東浩司が持つ日本記録10.00を越える勢いでいかないと代表に選考しないというものです。

また、男子200mも同様で、昨年のランキング1位の高瀬彗の20.34では派遣設定記録に及ばないというもの。

400m、800m,1500mもかなり厳しい状況です。

とくに800m,1500m,5000mは参加標準記録の突破も現状厳しいところです。

20km競歩は鈴木雄介が1時間18分17秒、高橋英輝が1時間18分47秒と参加標準記録を突破しています。

キング・オブ・アスリートとも言える陸上競技十種競技。

こちあらでは右代啓祐が8308点とじつにあと3点で派遣設定記録突破の記録を出しています。参加標準記録は突破していますので、あともう一丁記録を伸ばし、参加切符を堂々得てもらいたいものです。

そして陸上競技と言えば、やはりこの男を忘れてはいけません。

室伏広治

昨シーズンのベストが73m93

じつは参加標準記録を下回っています。

これから派遣設定記録である79m11に到達できるか?

結婚し、私生活も充実する超人室伏広治の動向に注目が集まるところです。

世界陸上記録女子編

そして女子に目を向けますと、短距離では福島千里が期待されるところです。
100m,200mともランキング1位。
100mは11秒30,200mは23秒35。
派遣記録はいずれも自己ベスト更新、つまり日本記録を更新せねばなりません。

困難が伴いますが、記録突破を期待したいところです。

また、長距離種目である5000m,10000mも昨年度のランキング1位の記録が派遣設定記録を下回っています。

得意種目だけに記録突破を期待しましょう。

まとめ

記録がすべての陸上競技。

数字のみがすべてではなく、そこに至る道程が大切であることは言うまでもありません。

日々、コンマ1秒以下を削るために戦うアスリート。

一人でも多くの選手が、参加標準記録を突破し、世界選手権の切符を得ることを期待しましょう。

今後も2015世界陸上北京大会の情報を随時お送りする予定でおります。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

また、織田裕二節が聞けるかと思うとほっとする自分がいたりします。

(^_^)

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