清宮幸太郎が挑む2度目の夏、早実は連続出場はなるのか?
昨年は、大逆転で見事甲子園出場を果たした早実清宮幸太郎。
7月2日の開会式に始まり27日の決勝まで25日間の熱き戦いが行われます。
そこで今回は、ノーシードから登場となった早稲田実業が連続出場なるのか?
清宮幸太郎は、今年も夏の甲子園を沸かすことができるのか?
情報をまとめていきます。
センターにコンバートで本塁打量産の清宮幸太郎
秋、春と連続して都大会敗退となった早稲田実業。
第98回高校野球選手権西東京大会は2回戦からの登場となります。
初戦は7月10日(日)啓明学園となりました。
同ブロックのシード校は日野高校。
日野高校の山には、国士舘高校もおり簡単な相手に勝てる試合はそうは多くないでしょう。
その西東京大会に挑む清宮幸太郎。
なんと6月17日の練習試合で高校通算50号を放つというハイペースでホームランを量産しています。
かなり早いペースと思われますが、大会では、当然ながら、厳しいところを攻めてくるチームも増えてくるでしょう。
また、敬遠気味になる投球も増えることは否めません。
そんな状況で、どう心を乱さずにいられるのか?
高校2年生にとって酷な話ではありますが、それを乗り越えなければ甲子園がないのが高校野球。
厳しい攻めを公式戦で受け、どれだけ対応できるのか?
練習試合のペースでホームランを西東京大会でも打てるのか?
ホームランに拘りすぎると、打棒が下がる可能性もあり、その点をどう和泉監督がアドバイスするのか?
ある意味では、早稲田実業の命運を握るかもしれません。
そして以前から懸念材料となっている【腰痛】は大丈夫なのか?
この点も気に掛かるところではあります。
早稲田実業の4番打者は1年生野村大樹
昨年は、加藤雅樹というプロ候補でもあった将来性豊かな捕手がいました。
進学した早稲田大学でも、1年生の春から試合に出るなど、力のある先輩がいました。
今年はというと、さすが名門早稲田実業。
清宮幸太郎に続き、大阪福島リトルシニアに所属し、15歳以下の日本代表でも4番をはった野村大樹が入学。
清宮幸太郎が3番、野村大樹が4番という打線を組んでいます。
じっさい大会でもこの打順で行くのかは、現状では分かりませんが、今年も有望株を加えた早稲田実業の打棒は侮れないということが言えるでしょう。
西東京大会、優勝候補は東海大菅生・日大三高?
主催者でもある朝日新聞によれば、西東京大会の優勝候補は東海大菅生、日大三高とのことです。
西東京大会 見どころ
東海大菅生・日大三が有力16年ぶりの優勝をめざす東海大菅生、伝統の強打を誇る日大三、連覇がかかる早稲田実が混戦の中心か。
2年続けて準優勝の東海大菅生は、キレのあるスライダーが武器の伊藤、好機に強い落合が攻守の柱となり、「三度目の正直」を狙う。日大三は宮木の俊足巧打、中軸に座る坂倉、山本の長打力が光る。
昨夏の甲子園で2本塁打の清宮、出塁率の高い金子が主力の早稲田実はノーシードで臨む。服部ら甲子園を経験した投手陣が安定感を増せば激戦を乗り切れるか。初優勝に挑む八王子は打線に切れ目がない。早大学院は最速145キロの右腕柴田に注目。都立勢は日野や東大和、昭和に上位進出の力がある。(矢島大輔)asashi.comより
総合力では、昨年、決勝で涙をのんだ東海大菅生、日大三高がリード。それに続き、早実が連続出場を狙えるのか?という予想のようです。
西東京大会は、特徴として、天然芝の会場を経て、準々決勝から人工芝の神宮球場で行うところです。
人工芝は、照り返しもあり、熱さは尋常ではありません。
昨年、準決勝の日大三高戦を観戦しましたが、午前中からもの凄い熱さで、見ているだけでも大汗をかきました。
その中で、集中力を持続せねばなりません。
そういった意味で、昨年、勝ち上がった経験が早稲田実業にはありますから、その点はアドバンテージと言えるでしょう。
まとめ
東京大会は梅雨明け前にも日程が入っており、その上、山間部に近い会場も多いのが西東京。
雨天順延などの要素も加えると、毎年、勝ち上がるのが難しい大会と言えます。
観戦される方は、会場へのアクセスや日程については、主催者である東京都高等学校野球連盟サイトでご確認下さい。
なお、撮影したいという方も多いかと思いますが、東京都高等学校野球連盟では、バックネット裏での動画撮影と三脚の使用を禁止しています。手ぶれが心配な方は、一脚の使用を東京都高校野球連盟が推奨していたことを申し添えます。
今年も暑く長い戦いとなる高校野球。
夏の甲子園へ、清宮幸太郎は勝ち上がれるのか?
注目していきましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。