清宮幸太郎こそスター
早稲田実業野球部清宮幸太郎が、早実の大先輩である王貞治との対面が実現した。
1月7日行われた王貞治記念グランド(東京都八王子市)の人工芝竣工式に参加した王貞治と対面した。
竣工式には、王貞治を擁しセンバツ大会優勝を果たした宮井勝成も参加するなど、盛大に行われた。
この席で
式を終えた王貞治は
「彼とは初めて会ったけど、本当に立派な体をしている。1週間見なかったら体つきが変わってしまう世代。昔の僕とでは大人と子供だよ」と目尻を下げた。
スポーツニッポン1月8日より
昨年11月からグランドが人工芝工事のため、学校内で階段ダッシュなどで下半身を鍛え抜いたとのことであります。
また、年末には温暖な千葉県鴨川市で1週間キャンプが行われ、基礎体力が向上したという実感もあるようで、打球の伸び方が変わったという力強いコメントも残しています。
また、王貞治からも激賞されているのは、体の柔軟性である。
「打撃に一番求められるのは柔らかさ」
スポーツニッポン1月8日号
が指摘する柔らかさを持つことが清宮幸太郎の強みと王貞治は指摘しています。
また、
体格同様に天性のスター性にも言及。
「いい場面で結果をうまく出せるのは、自分でつくるものじゃなく、生まれ持ってのもの。英語でいうボーン(Born)だよ」スポーツニッポン1月8日号
生まれ持った資質に加え、チャンスに活かせる資質を持っていることは、スターになる可能性を秘めているということなんでしょう。
まとめ
残念ながら、センバツ大会への出場を果たすことはできなくなり、先輩である荒木大輔の世代が達成した5大会連続出場は果たせませんでした。
しかし、連続出場だけがすべてではありません。
一番大切なのは、清宮幸太郎本人が目指す将来の目標に到達することでしょう。
以前も、指摘させていただきました腰痛が、良くなっているのか?
また、腰痛から発生した体のクセが直ったのか?
この点だけは気に掛かりますが、天性の才能で気づき、ケアを万全に行い、高校野球でも思う存分暴れてもらいたいものです。
これからも清宮幸太郎の動向に注視しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。