JR武蔵野線開業42周年 よくするプロジェクトを進行中
東京競馬場、中山競馬場、浦和競馬場、船橋競馬場の最寄り駅ということもあり、ギャンブルラインともギャンブル電車とも揶揄されてきたJR武蔵野線。
この武蔵野線も開業から42年。
自分も利用するするようになって30年あまり。
当初は日中1時間に1本しかないなど、本当にローカル電車だった武蔵野線も、沿線の開発により、日中も10分間隔の運転となっています。
その武蔵野線に、JR東日本も力を入れているようで、
『武蔵野線よくするプロジェクト』
を展開しています。
その武蔵野線の歴史、武蔵野線の問題点、武蔵野線沿線を楽しむをお送りします。
武蔵野線開業から今日まで
武蔵野線は、国鉄が建設した貨物線に、同時に旅客用にも利用された首都圏の外環状路線です。
もともとは東海道本線と東北本線とを結ぶ山手貨物線のバイパス線として貨物専用線として計画、開業後は貨物専用線であった。
のち、沿線の人口増加に伴い、旅客営業を府中本町から西船橋駅間運用されるようになった。
1973年4月1日に開業された。
開業当初から全17駅中12駅に自動改札機が導入され、10駅に乗越精算機が導入されていた。
今でこそどの駅も自動改札が導入されていますが、当時としては目新しいもので、自分自身も東浦和駅か西浦和駅だったと思いますが、自動改札を初めて利用した覚えがあります。
先日、JR山手線の電柱が倒れ、半日にわたり不通になる事態がありましたが、武蔵野線では2度、長期間に渡り不通区間ができました。
1980年8月17日:浦和市田島の西浦和駅付近の古タイヤ置き場付近から出火。
この火災の影響で高架橋が熱で損傷し、1ヶ月にわたり北朝霞駅から西浦和駅間が不通となった。
1991年10月12日〜12月11日:台風21号の影響で新小平駅構内の地下水が噴出。線路及びホームが水没。西国分寺〜新秋津駅間が不通となった。
こういったトラブルがあったものの、多くの改善が進み、現在に至っています。
現状の武蔵野線の問題点
もともとの設計が、貨物路線であり、また、初期の予想よりも、利用客が増加。
都心へ入る乗換駅付近では6時前からほぼ満員状態という状況が恒常化しています。
1996年に6両編成から8両編成にすべて変更されたものの、朝夕の混み具合は、乗っている人間にしか分からないほど混んでいます。
そして、これは利用者が一番困っていることかもしれません。
遅延による間隔調整
電車の遅延により、間隔調整で乗換駅の手前駅で停車という事態が結構あります。
当然、乗換駅の電車が待ってくれる訳もなく、遅れ遅れとなるケースが多々あります。
JR東日本としては、間隔調整をしないと、電車が終着駅付近に滞留しすぎると、さらなる遅延が増加するため、やむを得ないとしていますが、これだけはどうにかしてもらいたいところではあります。
武蔵野線沿線おすすめスポット
武蔵野線は環状線のため、多くのスポットがあります。
府中本町駅には、武蔵国総社の大国魂神社があり、東京競馬場があります。
武蔵浦和駅構内には、成城石井、浦和の老舗本屋須原屋、いまノリノリの丸亀製麺などのショップができ、乗り換え時間を有効活用できるようになりました。
東川口駅は、浦和レッズのホームスタジアム埼玉スタジアム2002への乗換駅。
試合当日は駅全体が真っ赤に染まります。
越谷レイクタウン駅には、巨大モールイオンレイクタウンがあり、1日楽しめます。
新三郷駅には、ららぽーと新三郷があり、こちらも大いに賑わっていますね。
船橋法典駅近くには、中山競馬場があり、競馬ファンのメッカ東京競馬場を乗り換えなしで行けるのが武蔵野線です。
結局、ギャンブルかよ!
(^_^;)
というオチではありますが、その他にも見るべきものがあるのが武蔵野線です。
最後に注意点。
新秋津駅から西武池袋線に乗り換えが可能ですが、5分ほど歩きます。
けっこう歩いている人がいますから、間違いないと思いますが、、、
道順を気をつけないとですね。
これからも発展し続ける武蔵野線。
武蔵野線よくするプロジェクトで徐々に改善している武蔵野線。
これからも良き方向へ向かうことを期待します!