斉藤和巳プロ野球解説者ブログのコメント欄が大炎上の事態に
先日、お伝えしましたタレントスザンヌとプロ野球解説者斉藤和巳の離婚。
その後、発表した斉藤和巳のブログのコメント欄が炎上。
多くの批判コメントが寄せられたそうです。
そのコメントを削除した結果、炎上騒動に及んだそうです。
(削除作業はスタッフが行ったものと推測されますが、その指示が斉藤和巳本人なのかは今ところ判別しません)
メッセージに多くの批判が寄せられるという炎上という現象は2004年ころに一般に認知されたそうです。
そこで今回は、スポーツ選手が批判にさらされ逃げたくなる理由。そして一般人、有名人とも炎上を回避する方法について考察してみます。
プロ野球選手が批判を避ける理由
プロ野球選手。
多くの子供たちの憧れる職業です。
その門は狭く、プロ野球12球団にドラフト指名される選手は、毎年70名を少し越えた程度。
ちなみに東京大学は3,000人。超難関の理科三類(医学部)で90人。
しかも、将来を約束されている訳ではなく、ドラフト1位で入った選手でも、一度も一軍のグランドに立つことなくプロ野球界を去るケースは多々あります。
プロ野球選手になれるのは、ごく一握りの優秀な才能を持った選手でありますから、当然のことながら、子どもの頃から抜きに出た存在の選手ばかり。
賞賛を浴びる機会が多いからこそプロになれるわけで、そのなかで傲慢になってしまう選手も少なからずいます。
そうすると、素人が何を言っているんだ、俺は間違っていないという発想を持っている選手も少なからずいます。
他方、プロとなると、結果がすべて。
大切な試合の重要な場面で、投手なら打たれる、打者なら打ち取られる。
そうすると、温かく見守ってくれるファンもいますが、ヤジはつきもの。
プロ野球観戦に、アルコールはつきものですから、ファンの方も、どうしても言葉がきつくなる。
ヤジに免疫があれば対処できるものの、それが毎日のように続けば、やはり心理的に追い込まれてしまうものです。
そして一番の理由として挙げられるのが、
家族への攻撃
これが一番キツいようです。
例えば、巨人の代打の切り札であった淡口憲治は、代打の切り札ですから重要な場面で打席に入ります。ところが、毎回打てるわけではない。
打てないと、子どもが学校でいじめられる。
そういったことがプロ野球界では多くあったようです。とくに巨人は地上波で全国放送が多かったですから、よけいに家族への誹謗中傷も多かったのでしょう。
他には、ラッシャー木村が、アントニオ猪木と抗争していたとき、また、岡田武史がサッカー日本代表監督のときには、自宅へ執拗な攻撃が繰り返されたこともあったそうです。
有名人ともなると、こういった度を過ぎたプレッシャーどころが、被害に遭うケースもあるため、どうしても批判に対して敏感にならざるを得ない環境にあります。
そういったプレッシャーにさらされた結果、タクシーに乗り、バックミラーで後方確認したドライバーに、「なに見てんだよ!」とすごんだ女子アナもいるそうです。
過敏に反応してしまったのでしょうね。
本人は悪気はなかったのでしょうが、見られているという意識から、
ついキツい一言を発してしまったのでしょう。
どうしたら炎上は回避できるの?
炎上したらどうしたら良いのでしょうか?
まず芸能人の対処方法から。
南海キャンディーズの山里亮太は、「基本謝るしかない、戦わない」と述べていますね。
これは企業でも、不祥事があったときの第一の対処方法として、専門家も進める方法です。
他方、炎上することが多い、キングコング西野亮廣の対処方法はまた異なります。
「僕的には今まで一度も炎上なんかはしていない」と述べています。
これは自分がそこにチャンネルを合わせなければ、炎上なんて事実は起きていないということのようです。
こういった対処方法もあるんですね。
見ない
かつてF1でホンダにコンストラクターズ、ドライバーズタイトルをもたらしたネルソン・ピケが、見ない派として有名でした。
取材を受けても、その記事を読まないのがネルソン・ピケ流。
なぜか?
もし、批判的な記事を書いているのを読み、取材した記者に怒ったり、非難することがないようにするためだそうです。
他人の評価は変えられないなら、そこであれこれ怒る必要もないという大人の立場を取る一例です。
そして、秀逸な対応をしているのが子役の春名風花。
「誹謗中傷を受けた時は紅茶を飲んで落ち着ける」
だそうです。
いやぁ、なかなか大人でもできない対応ですね。
一呼吸置くことで冷静に対応する方法を見つけるということなんですね。
炎上の一番の抑止力 精読・間を置く
自分発進のブログ、Twitter、Facebookなどは、どうしても感情の赴くままに書いてしまって、大炎上!
なんて事態があります。
専門家の意見を多数、調べてみた結果として、
書いてから一呼吸置いてから投稿する
これに尽きるようです。
例えば、あるレストランで、食べたものが、口に合わなかった。
ソッコー、
「○○のステーキ最低!」
などとtweetしたら、これはガソリンに火を自ら投入するような行為ですよね。
たまたま口に合わない料理だった可能性もありますし、そのレストランのファンの人たちから見たら、何を言っているんだともなりますし、自分が料理人で言われたらと考えたら、冷静になるはずです。
本などの出版物ならば、かならず校正が入ります。
誤字・脱字に始まり、内容に問題がないか、事実に反していないか?など書き手以外の人間のフィルターを通すことで、問題が起こることを回避しています。
これをインターネットでは、自分一人で行わなければなりませんから、
その投稿、ちょっと待った!
の姿勢が必要なんでしょう。
まとめ
自分の発言からの炎上以外にも、いじめのようにきっかけは、あまたあります。
それでも自ら炎上するきっかけを作り、自分が傷つくのはもったいないですよね。
自戒の意味も含め、一呼吸、置いての投稿を心掛け、炎上しても、冷静に対処することを忘れないことです。