おしっこ一滴でガンが分かる!
しかも、1回500円というから驚きの方法が開発されているそうです。
週刊文春の記事によれば、「C・エレガンス」という線虫が、がん細胞を好む習性を利用するそうです。
この開発を進めているのが、九州大学大学院の広津崇亮助教。
日本人の死亡原因の第1位であり、2013年には36万5千人が、ガンが原因で死亡。死亡者のうち3人に1人がガンで死亡しています。
ガンは早期発見が大切。
ところが、市町村単位で行われているガン検診の受診率は30%と低水準のまま。
理由は、バリウムを飲んだり、内視鏡を利用するため、痛みが生じることが低水準の理由のようです。
そんな苦しさから解放してくれるのが、この線虫を使った検査。
実験では、がん患者においては95.8%の正答率を得たそうです。
今後の課題としては、線虫が、環境の変化があった場合の歩留まりがどの程度なのかなど、大がかりな調査、研究が必要のようです。
研究にまだ時間を要します。
これはやむを得ないところではあります。
この検査が確立されれば、血液検査ですと1万4千円程度がかかるところ、なんと500円!
という低コスト。
医療費の膨張が避けられない高齢化社会を迎えた日本においてはコスト面でもありがたいことです。
現在、ガンの治療も進んできており、ステージ1なら手術だけで寛解するものが多いとのこと。
がん予防の一環として、この線虫検査方法が確立されると良いですね。
ガン家系の我が家においては、1日も早い確率を願うばかりです。