花燃ゆ視聴率低下で主演井上真央謝罪にまで発展
大河ドラマ【花燃ゆ】視聴率的には苦戦のようです。
主役である井上真央を出すな!
とNHKの会長が言ったとか言わないとかまでの事態に発展。
彼女自身の問題と言うよりも、ネタ切れ感のあるところが一番の問題ではないでしょうか。
下記の図をご覧下さい。
平安末期から鎌倉初期 | 6 |
戦国時代から江戸初期 | 21 |
元禄期(赤穂浪士絡み) | 4 |
幕末 | 12 |
その他 | 10 |
※宮本武蔵を扱ったMUSAHIは、戦国期から江戸初期の人物ですが、大名ではなく、巌流島の決闘はじめ、武術者としての側面を描いた作品のため、その他に分類しました。
※来年の【真田丸】を含め55作品の分類です。
圧倒的に戦国時代が多く、その次が幕末の動乱ということになります。
と言って、平清盛が低視聴率で終わったこともあり、大河ドラマの歴史上、視聴率がたかった戦国時代、幕末に集中する結果となっています。
そこで起死回生の挽回策はあるのか?
何で視聴率が取れていないのか?
を探っていきます。
そもそも花燃ゆの企画自体に無理があったのでは?
最近ブーム化している主演女優による謝罪という事態に至った【花燃ゆ】
一部では、井上真央の女優生命の危機に至る作品とまで指摘する人まで出る始末。
子役時代から、時代劇に慣れ親しんできた井上真央であるし、朝ドラの主役を務めた経験から抜擢!
だったのでしょうが、現状では厳しいところに。
有名人ではない主人公を立てる場合、
女として力強く生きていく様が必要という意見もありました。
自分が、ドラマを見る限り、兄吉田松陰や松下村塾の塾生を叱っているか、
脚本なのでしょうが、主人公が目を丸くしている姿ばかり目に付きます。
また、一番の問題として、【時代劇離れ】
これは否定できないところです。
民放で時代劇のレギュラー放送がない今日。
貴重な時代劇の作り手であるNHKでありますが、
ネタかぶりを避けるとどうしても奇をてらうしかなくなり、それが悪い方向へ向かう悪循環を繰り返しているようです。
ドラマは、虚実交えたものであります。
ただし
幕末なのに、学園ドラマになっていたら、これはフィクション性が強くなり、大河ドラマの視聴者には受け容れられなくなるでしょう。
ネタ切れという切実な問題の中、作り手の苦労を考えると本当に大変な状況なんだろうと推測します。
花燃ゆに起死回生策はあるのか?
視聴率回復の策を当然ながらあれこれ思案していることでしょうし、じっさい動いているでしょう。
一部には、龍馬伝で坂本龍馬を演じた福山雅治の再演させたらという話があったりします。
かつて、利家とまつで前田利家を演じた唐沢寿明が、4年後、功名が辻に同役で出演したケースもありますから、なくもないでしょうが、多忙な福山雅治のスケジュールを抑えられるのか?
その問題と、あえて火中の栗を福山雅治が拾ってくれるのか?
また、吉田松陰の妹と坂本龍馬をどう絡めるのか?
これまた難しいところでしょう。
あとは開き直り、松下村塾の塾生たちの外伝的要素をふんだんに入れていくなんて考えてみたりもしましたが、
それを時代劇ファンである自分も見るのか?
となると、やはり演出、脚本次第ではあります。
まとめ
主演の井上真央はじめプロデューサー、スタッフ、出演者、みな胃がキリキリする思いでしょう、きっと。
それを解消するには、一番は視聴率がアップすることです。
叡智を絞り、おっと驚かせる内容で盛り上げる他ないかと。
自分だけは最後まで見続けます。
ファイト、井上真央!
最後まで井上真央を応援します!
追記:坂本龍馬役は伊原剛志に
吉田松陰が死。
そして坂本龍馬登場となった【花燃ゆ】
坂本龍馬役は伊原剛志でした。
伊原剛志は、2004年の新撰組!では、佐々木只三郎役でしたので、
今回は敵役の抜擢と言うことですね。
2015-5-4追記