真田丸真田丸第一次配役発表ヒロインは長澤まさみ
7月10日NHKより、来年2016年放送となる大河ドラマ真田丸の配役が発表となった。
まず、もってお詫び申し上げたいことがあります。
それはこのサイトで予想でした配役予想のはずれっぷり。
真田昌幸の娘、村松殿はないだろうとか・・・
新撰組!からの流れがあるんじゃないんだろうかとか・・・
外れまして、申し訳ございません。
唯一、当たったのは、名作真田太平記で真田幸村を演じた草刈正雄の出演が決定したことでしょうか。
なかなか素人の考えが当たるものではないですね。
次回、予想するときは、もっと練り、当たる確率を高めたいところです。
そこで今回発表された真田丸の配役をみていきましょう。
真田丸の配役は?
- 真田家
- 真田信繁:堺雅人
- 真田信幸(信之):大泉洋
- 真田昌幸:草刈正雄
- きり(信繁の側室):長澤まさみ
- 薫(昌幸の正室):高畑淳子
- 松(信繁の姉):木村佳乃
- とり(信繁の祖母):草笛光子
- 小松姫(信之の正室 本多忠勝娘):吉田羊
- 真田家家臣団ほか
- 堀田作兵衛:藤本隆宏
- 高梨内記:中原丈雄
- 出浦昌相(真田忍の頭領):寺島進
- 佐助(忍び):藤井隆
- 梅(堀田作兵衛の妹 信繁の初恋の人):黒木華
- 真田家のライバル
- 徳川家康:内野聖陽
- 本多正信:近藤正信
- 本多忠勝:藤岡弘
- 阿茶局:斉藤由貴
- 上杉景勝:遠藤憲一
- 北条氏政:高嶋政伸
- 室賀正武:西村雅彦
- 滝川一益:段田安則
- 武田勝頼:平岳大
以上が発表されました。
発表の席に、西日暮里壁新聞の記者を名乗る脚本家の三谷幸喜の乱入もあったようです。
出色は、出浦昌相や高梨内記といった真田家家臣団でしょうか。
出浦昌相は、もとは武田家の忍びの頭領であったものが、武田家の滅亡から、森長可に臣従。織田信長の死によって起こった天正壬午の乱ののち、真田家の忍びの頭領となった人物であります。
その出浦昌相を演じるのは、寺島進。
味のある役者さんだけに、期待が高まります。
高梨内記は、九度山にも同行したとされる家臣。こちらも中原丈雄という味を出せる役者を配置したあたりに、NHKと三谷幸喜のやる気を感じ入るばかりです。
そして、三谷幸喜ものには欠かせない西村雅彦が、信濃の豪族室賀正武にキャスティング。
真田昌幸とせめぎ合う室賀正武。
どういうしのぎあいとなるんでしょうか。
こちらも楽しみです。
そして、私が外した信繁の姉の松に木村佳乃。
家族愛、兄弟愛という部分でもこの配役は外せないというのが、三谷幸喜の考えなんでしょうね。
ヒロインはきり役の長澤まさみ
仕事の関係で、発表会は欠席となった長澤まさみが、信繁の生涯のパートナーとなる側室役で配役となりました。
ここも出色でしょうか。
ふつう大河ドラマですと、正室がメインに来るケースが多く、大谷吉継の娘である竹林院をヒロインとするかと思いきや、高梨内記の娘の側室。
ここはせめぎ合いがNHK側と三谷幸喜であったのでは?というところかと推測しますが、ここは三谷幸喜の考えが通ったということなんでしょう。
長澤まさみの大河ドラマの出演歴をみると、
- 長澤まさみ大河ドラマ出演作品
- 功名が辻(2006年):小りん
- 天地人(2009年):初音
- 真田丸(2016年):きり
天地人では、真田昌幸の庶子で女忍び役でした。
個人的には、うーんと思う役だったので、今回のきり役で、長澤まさみの時代劇の代表作となることを期待したいところです。
そして意気込みを主役である堺雅人、兄役の大泉洋、ライバルとなる徳川家康の内野聖陽がコメントしました。
堺は「『真田丸』という一そうの船に例えられていますが、くるくる回りながら、翻弄されながら、そういう1年になるんじゃないかと思っております。それがとても楽しみです」と抱負を語った。
大泉は「私の今までのイメージとだいぶ違う役になりますので、誠実に演じられれば」、内野は「これは徳川家康かというぐらい、奇想天外な家康像が現れると思います。戦国武将の威厳を表現しながら、三谷さんの(描く)家康を存分に楽しんで遊びたい」と意気込んでいた。
引用:YOMIURI ONLINE
今年の大河ドラマ花燃ゆが微妙な感じとなっていることを受け、主演の堺雅人筆頭に気合いの入ったコメント残しています。
まとめ
真田丸は、真田信繁の青年期から最後までをドラマとして展開していくそうです。
大阪冬の陣で真田丸を作り上げるまでの人生を、小さな家族船「真田丸」での長い長い航海の道程を描くものです。
三谷幸喜の気合が入っていると感じたのは、
講談で名が広まっている【真田幸村】でなく、実名である真田源二郎信繁として描くことです。
これは結構難題でして、じつは、真田もので有名な池波正太郎でさえ、真田太平記において、真田源二郎信繁で書き始めていたものの、途中から、広まっている名前ということで、真田源二郎幸村で書いていました。
(ドラマ真田太平記も同様)
大河ドラマが苦戦しているなか、戦国武将の中では人気の高い真田左衛門佐信繁を中心とした真田丸をどう描くのか?
来年が楽しみになってきました。
時代劇ファンとして、気合いを入れて待ちましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
参考サイト:NHKブログ大河ドラマ「真田丸」出演者発表
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/2550/222604.html