東京23区内のゴールデンウィークの交通事情は?
今年も気づけばゴールデンウィークが近づいてきました。
まとまった休みに東京へ出てくるという方も多いでしょう。
この時期になると、遠方からの来られた車をナンバーで確認することができます。
せっかくの行楽に来たのに、交通違反切符を切られた、交通事故を起こしたでは、楽しみが半減どころか、マイナスになってしまいます。
そこで今年もゴールデンウィークの東京都内、とくに23区内で十二分に注意する必要があることをお伝えいたします。
交通規則の原理原則を徹底すること
まず、東京へ出てこられた方の多くが、過ちを犯しやすいのが、一時停止不履行です。
都内は、人口が密集しているため、一時停止を守らないと大惨事に繋がるため、警視庁では厳しく取り締まる傾向にあると思われます。
車が少ない地域では、一時停止が適当でも大丈夫ということはないでしょうが、取り締まりは厳しくないと感じます。
ある地方で、知人の車に乗せてもらったことがありますが、一時停止なんて関係ねぇ!
とばかりの運転でした。(苦笑)
その運転を、かりに都内でやってしまえば、
違反を取り締まれないとしても、最悪事故に繋がる可能性は高まります。
とくに、都内も自転車の暴走に歯止めが掛からない状態が続いています。
例えば、夜の信号のない見通しの悪い交差点でも、平然とノーブレーキでかつ30km/hに到達するような速度で走り抜ける自転車を目撃することがあります。
くわえて、無灯火、耳にはヘッドフォンと違反の嵐の方も。
そういった違反車両であっても、自転車と接触すれば、自動車側の非が大きく取られるのが現実。
そういったことを鑑みても、一時停止は、しっかり行うようにして下さい。
進路変更禁止破りは事故のもと
交差点などに設定されている進路変更禁止。
あれこれ意見がある方もいるかもしれません。
オレンジ色が雨の降った夜は見にくいなど、問題がないわけではありませんが、やはり規則ですので守らないと危ないです。
休日に多く見られるのは、進路変更禁止区間に無理矢理、進路変更するドライバーです。
例えば、右折レーンから直進レーン。
左折レーンから直進レーン。その逆もあります。
違反点、反則金があるからという問題もありますが、事故に繋がる危険性が高いからこそ、警察が進路変更を禁止しているのです。
それを破るとどうなるか?
車線変更はないと踏んで速度を出している後続車両と接触事故という事態にいたる可能性は否定できません。
ですので、こちらも注意が必要です。
転回禁止が多い都内の交差点
そして、これも極めて多い転回禁止。
23区内は、転回(Uターン)が可能な交差点と、不可の交差点が混在しています。
また、8時から20時は転回禁止など、多くの制限があります。
こちらも休日など、転回禁止の標識を確認せず、転回し、違反切符を切られるケースを多々見受けます。
転回禁止は、転回禁止箇所で、前方の車に続いてUターンしても、違反の対象になりますから、無理に転回しない方が無難です。
まとめ
今回は基本的なことを書きましたが、東京の交通標識は一発で理解できないほど、多くの文字が書かれているケースがあります。
例えば、中央通り(銀座通り)の歩行者天国についての説明書きがあるのですが、40km/hで走行中に確認しきれる量ではありません。
また、数寄屋橋交差点、外堀通りは両方向とも、8時から20時は右折禁止ですが、路線バスのみ右折が可能です。
この路線バスに釣られて右折すると、当然のことながら、違反となります。
どうしても東京へ自動車で来るという方に、
一番のアドバイスは、一つ交差点を間違えても大丈夫!
東京の地図をよく見て下さい。
その先で曲がっても、大した遅れにはなりません。
せいぜい1,2分でしょう。
大きく1時間も遅れるということはありません。
一つ交差点を間違えたところで、大した問題ではありませんから、焦らず、進行して下さい。
そして、最後に。
地図をスマホで確認する方も多いかもしれません。
しかし、小さい画面での確認には、限界があります。
地図を購入しろ!
とは言いませんが、せめて地図ソフトをパソコンなりで確認するようにしましょう。
その地図を見れば、一つ交差点を通り過ぎたところで問題がないことに気づけるはずです。
それでは楽しいゴールデンウィークとなるよう無事故無違反をお祈りいたします。
無事に家に戻るまでが、旅行ですので。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!