武藤嘉紀 チェルシー移籍騒動その後
Jリーグで8得点と好調を維持するFC東京武藤嘉紀。
周囲の騒ぎに惑わされず活躍するところはさすがの一言。
これまで2度にわたり武藤の移籍情報をおってきました。
そこで今回は、チェルシー移籍報道があってからの武藤嘉紀に関する移籍報道。
そして、ファンの意見などを検証したい。
チェルシー、マインツ？武藤嘉紀へのオファー
武藤嘉紀が所属するFC東京へ公式に移籍の打診があったとされるのは、
チェルシー（イングランド）
マインツ（ドイツ）
とのことです。
マインツは今シーズン12位（32節終了）
代表のエース格岡崎慎司が所属することで知られるチームです。
創立は1905年と110年の歴史のあるクラブ。
ボルシア・ドルトムントを退任するユルゲン・クロップが監督を務め、初のブンデスリーガ1部昇格するなど、近年力をつけてきたクラブです。
こちらが移籍金4億円とも言われるオファーを出したとされます。
武藤嘉紀はチェルシーへ移籍すべきなのか？
これについてはあれこれ意見が二分しているようです。
ナンバーウェブでのアンケートによれば、
移籍したほうがいい 51.2%
移籍しないほうがいい 48.8%
とほぼ互角。
移籍したほうがいいという意見の方は、めったにあるチャンスではないから、ぜひ、行くべきであるという論調が占めている。
他方、
移籍しないほうがいいという意見の方は、宇佐美、宮市などビッククラブに若くして入団、レギュラーになれずといった事例を示し、慎重を期して欲しいという論調。
また、プレミアリーグのレベルの高さ、チェルシーのレギュラー陣の厚さからレンタル移籍になるなら行かない方がいいという意見もみられます。
また、現役時代は稀代のファンタジスタであったサッカー解説者川勝良一は
武藤が加入したら左の攻撃的ポジションをアザールと争う。モウリーニョ監督は、運動量があって攻守に献身的な選手を好む。同タイプの武藤は気に入られるだろう。
しかし、アザールのポジションを奪うのは至難の業。移籍したらフランスかオランダのチームにレンタルで出されるだろう。まずはそこでしっかり結果を残すことだ。
チェルシーには、加入しながらレンタルに出されている選手が３０人ほどいる。武藤には、熾烈な戦いが待っている。
現代ウェブより
と述べています。
これは自分も同様に考えるところであります。
武藤嘉紀がマインツ移籍という選択肢はどうか？
今シーズンもほぼ残留を決めたマインツで海外スタートを切る。
こういった選択肢はどうか？
岡崎慎司の去就にもよるかもしれませんが、岡崎が残留ならば、日本代表でもプレーしているので、あれこれアドバイスももらえ、早く馴染める可能性はあります。
ブンデスリーガ1部には現在12名の日本人選手がプレーしています。
長谷部誠、岡崎慎司、清武弘嗣、酒井宏樹らがレギュラーで常時活躍していることから、こちらの方が馴染める可能性は高いかもしれません。
【かも】がつくのは、やはりサッカーは水物。
やってみないと分かりませんから、ここの身長にチーム選びをする必要があるでしょう。
FC東京残留という選択肢
移籍、移籍と騒ぎますが、、、
FC東京残留ということもあるでしょう。
まだJリーグ通算21得点（5月10日現在）
FC東京を優勝に導き、得点王になってからでも遅くはない。
という意見もあるでしょう。
自分もその方がいいように思いますが、
こればっかりは本人が決めることですので、
さて、どういう判断をするか？
まとめ
チェルシーまたはマインツへ移籍になるか、FC東京残留となるかは、武藤嘉紀本人次第。
資質は間違いないものがありますから、
周囲の意見を参考にしつつ、選択したチームでベストを尽くしてくれることを期待するほかありません。
追加情報としては、日本代表のハリルホジッチ監督は、
武藤の今のシチュエーションを考えると、もし向上したいのなら、ヨーロッパでプレーできるクラブを探すべきだと思う」。ポジションを勝ち取り、コンスタントにプレーできる環境を選ぶべきと語るハリルホジッチ監督は「彼と話をして、私のアイデアを伝えたい」と、今回の合宿中にも本人と話し合いの場を持つ方針。「ただ、最後は彼が決める。私ではない」と、最終的に結論を下すのは武藤自身であることも強調した。
ゲキサカウェブより
欧州の厳しさを知るハリルホジッチ監督の発言だけに重みがありますね。
【5月12日追加】
5月12日の日刊スポーツによれば、
すでにチェルシー側に武藤嘉紀側より断りを入れたと報道しています。
武藤嘉紀が日本サッカーの起爆剤となることを期待し、今後も武藤嘉紀の動きに注視していきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
