大田泰示は開幕1軍レギュラーとなれるのか?
2009年巨人ドラフト1位、大田泰示。
今年はプロ8年目。
正念場と言わずして何と言えば良いのかというほどに、正念場を迎えました。
果たして今シーズン、レギュラーを奪うことはできるでしょうか?
大田泰示の今シーズンを早いですが占っていきましょう。
長野、亀井ら激戦の外野の一角に食い込めるか?
昨シーズンの大田泰示は、自身初となる、138打席、シーズン100打席以上を経験。
本塁打は1本だったものの、打率は.277、長打率.354というものだった。
高校通算65本塁打、そしてレジェンド松井秀喜の背番号55をもらった選手。
(現在は44番)
それだけ期待されていた選手。
と言っても、何年も待ってくれるほど甘くはないのがプロ野球、そして巨人。
以前にも述べましたが、育成球団であるヤクルトなら、畠山のように10年近く辛抱して4番に育てるということもしますが、栄光の巨人軍では代わりを用意されてしまうのが現実。
右の大砲と候補には、内外野の違いはあれど、岡本和真、和田恋が育成され、相応の結果を残しています。
守備、走塁に関して大きな問題がない大田泰示だけに、やはり問題となるのは、打撃と昨シーズンもあったケガ。
まず、ケガに強くなければならないのがプロ野球。
なにせシーズン中は、週6日ペースで試合があります。その中には移動あり、ナイトゲームのあとにデーゲームありとコンディショニング管理も非常に困難な面もあります。
シーズンを通して、結果を出していないだけに、その点をどう準備しているのか?
まず、ケガをしない、病気をしない。
健康第一が、プロ野球で大成する上で必須ですので自己管理能力が問われています。
そして、一番の問題の打撃。
スポーツ報知ウェブによると、
188センチの全身が反り返るほど豪快なフォロースルーだった。両脇を締めた小さなテイクバックからインパクトに最大限の力を集約させた。「引きつけてセンターに打つ意識は去年と同じですが、打撃が小さくなることは嫌なので」。すさまじい打球がサイパンの逆風を切り裂き、フェンスを越えた。単なる大振りではなく、後ろを小さく、前を大きく打つ。まさに、ギータの愛称を持つ柳田とそっくりだった。
スポーツ報知ウェブより
昨シーズン大ブレークした同じ広島県出身のソフトバンク柳田同様に、後ろを小さく、前を大きく打つバッティングに取り組んでいるとのこと。
これが完成すれば、レギュラーの一角を奪うことも可能でしょうし、クリーンアップを打つことも可能でしょう。
未知の領域に到達できるか?
キャンプからオープン戦が、とても重要になりそうです。
まとめ
期待されながらも、未完の大器のまま迎えた8シーズン目。
キッカケさえ掴めば、巨人のクリーンアップを打てるだけの逸材。
しかし、ライバルも多く、競争が激しいのが巨人。
ONにも、つねに強力なライバルをぶつけ続け、レギュラー争いをさせていた巨人だけに、ことは簡単ではありません。
大田泰示が、レギュラーを奪えるのか?
大田泰示の活躍こそが、巨人日本一奪還には不可欠な要素かもしれません。
高橋由伸新監督の下、ブレークなるか大田泰示!
注目していきましょう。
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