野村克也も絶賛!平沢大河、開幕1軍はあるのか
プロ野球界の生き字引でありご意見番でもある野村克也をして、「欠点がないのが欠点」と言わしめた千葉ロッテマリーンズドラフト1位平沢大河。
60年間プロ野球に携わって、ここまでの選手はいないとまで言わしめるとは、本当に凄いの一言。
そこで今回は、60年に1度の逸材と称される仙台育英から千葉ロッテマリーンズへ進んだ平沢大河について取り上げたい。
平沢大河、新人自主トレーニングでも機敏な動きを披露
何事も、百聞は一見にしかず。
千葉ロッテマリーンズの新人合同自主トレーニングの見学に行ってきました。
当ブログでもご紹介している成田翔投手ともども、ノックを受けていました。
そちらの動画はこちら
13番の日ビブスを着用したのが、平沢大河選手。
ノックを待ち受ける動作を見ただけで、
たしかに野村克也が、凄い選手というのが分かるほど、すでにプロの領域の動きでした。
反応が素晴らしく、キャッチングも1軍で十二分にやっていけるだけのものがありました。
あとは、プロのクセのある速い打球への対応、そして内野の連携守備など、アマチュアとは数段違う速さに対応できるかが課題となるでしょう。
残念ながら、打撃を生で拝見していませんので、打撃については、未知数ではあります。
しかしながら、野村克也が指摘する欠点のなさ、そして、プロ向きの性格もあり、こちらも順応して行くでしょう。
何と言っても、ルックスの良さ。
成田翔にも通じるところですが、客商売のプロ野球で、あのルックスの良さは、プラス材料でしょう。
大谷翔平とのイケメン対決も楽しみでなりません!
沢井良輔、西岡剛の教訓を活かせるか
かつて千葉ロッテマリーンズには、ドライチで指名された遊撃手がいました。
1996年の沢井良輔と2002年の西岡剛。
西岡剛は、ロッテからポスティングでツインズ。現在は阪神。
ロッテ時代には首位打者も獲得するなど、主軸に成長しました。
他方、沢井良輔は、銚子商業時代、東の沢井、西の福留と称されるほどの逸材でした。
じっさい、沢井が高校2年の秋の関東大会を見ましたが、圧倒的存在感で高校選手離れしたシュアなばってぃんでした。
ところが、数年を経て、ファームのゲームで見た沢井は違いました。
守備も打撃も1軍のレベルに遠く。
結局、活躍することなくプロを去ることになりました。
プロ入りまでの準備が悪かったことを、本人も反省の弁で述べているように、ある部分、端から見ていても、プロをなめたところがあったことは否めません。
そういった経緯もあり、西岡剛の育成には、相当ロッテも気配りしたところがありました。
育成を担当したのは、育成球団広島カープの主軸であった高橋慶彦。
当然ながら、寮長はじめ、2軍スタッフ、ロッテ関係者の総力の結果が、西岡剛でした。
その経験から、当然ながら、千葉ロッテも、平沢大河の育成には、十二分は配慮をもって臨むはずです。
平沢大河の開幕1軍レギュラーはあるのか?
高卒ルーキーがいきなりレギュラーを奪えるのか?
となると、相当なハードルがあります。
前述の通り、プロの速さに対応せねばなりませんし、動きは良いと言っても、まだ高校生の身体。
シーズンを通して、体力、気力が持続するのか?
はやってみないと分かりません。
このあたりのさじ加減は、広岡達朗に猛特訓を課せられた伊東勤監督が、さじ加減しつつやっていくであろうと推測します。
チーム事情もありますので、いきなりレギュラーはあるかは、分かりませんが、打球に対応できれば即1軍もあるでしょう。
逆に、キャンプでの様子を見て、ヤクルトの山田哲人のように、ファームでシーズン通して試合経験を積ませるということもあるでしょう。
どちらにしても、明るい未来しか見えてきません!
というくらいの素質を持った選手が、平沢大河と言えるでしょう。
まとめ
あまり褒めすぎるとあれなんで、先日の頭部のボールが直撃など、事故がない訳ではありません。
好事魔多しは世の常。
西川口、少し足を伸ばせば、大宮、池袋と歓楽街がウェルカムな武蔵浦和だけに、上手に息抜きすることを覚えられるか?
この点も、長くプロでやっていく上では必須ですので、公私にわたり、成長を果たしてもらいたいものです。
そういったなか、私服を寮に持参しなかったという野球漬け宣言も頼もしい限りです。
プロ野球界を背負って立つべき逸材、平沢大河。
今年、野球殿堂入りを果たした、ロッテの大先輩、故榎本喜八が記録した新人開幕クリーンアップを目指し、球史に名を残す存在へ成長してもらいたいものです。
今後も動向に注視していきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。