成田翔、イースタン巨人戦に先発
秋田商業から千葉ロッテにドラフト3位の成田翔。
6月18日にプロ初登板を5回無失点と上々の発進をしました。
その成田投手のピッチングを、7月6日本拠地ロッテ浦和球場で行われた巨人戦で観戦しました。
リポートします。
成田翔、制球に苦しみ2被弾
成田翔投手のウォーミングアップです。
ブルペンは、自分の席からは、捕手と小谷二軍投手コーチ含めスタッフの見守っておりました。
フォームは見ていませんが、ボールがばらつき、小谷二軍投手コーチも渋い顔。
こりゃ、正直、制球に苦労する展開になるのでは?と思った通りになってしまいました。
初回、2番吉川にストライクを取りに行ったボールをレフトスタンドへ持って行かれました。
2回は、1死2,3塁でバッテリーエラーで1失点。
3回は、6番育成の坂口に吉川同様に、ストライクを取りに行ったボールをレフトスタンドへホームラン。
この回で降板となりました。
なお、試合は延長11回ロッテのサヨナラ勝ちとなり、成田翔に負けはつきませんでした。
成田翔の成長した点は?
新人合同自主トレーニング以来の姿でしたが、良い意味でプロの体つきになってきていると感心しました。
他方、東北出身ということもあり、一昨日、昨日の猛暑で、夏バテが生じていたのかもしれません。
なんらかの要因が作用し、秋田商業時代のような自在なコントロールは影を潜め、ストライクを取るのに腐心していました。
それが今日の投球のすべてでした。
ですので、今日の登板の結果を持って、今後を占うことは危険というものでしょう。
問題としては、制球が命の投手なので、力技で抑えることは、ほぼ不可能。
つまりは、大谷翔平、ダルビッシュ、田中将大のように、力勝負でねじ伏せるという路線ではないということです。
秋田商業の大先輩ヤクルト石川雅規、巨人杉内俊哉のようなお手本にして、成田翔のピッチングを構築していくしかないでしょう。
そこは、育成名人の小谷二軍投手コーチがしっかり的確な指導をするはずです。
しっかり自分のものとできるか?
に掛かっていると言えます。
まとめ
ちょっと甘くなると、簡単にホームランされてしまうという教訓を得ただけでも、今日は良かったのではないでしょうか。
どの投手も負けることはあります。
そのなかから、何を得られるのか?
得たものが多く、そして活用できる投手が、1軍のマウンドに立ち続けられるのでしょう。
成田翔、願わくば、ピンチに4-6-3、6-4-3のダブルプレーで切り抜けられる大エースとなることを期待します。
成田翔、これから、これから!
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