岡本和真、平沢大河の現在地
7月6日、ロッテ浦和球場で行われましたイースタン千葉ロッテ対巨人を観戦してきました。
千葉ロッテを背負うであろう平沢大河。
巨人を背負うであろう岡本和真。
その現在地を見てまいりました。
岡本和真、平沢大河、もっとギラつけ!
ロッテ浦和球場に到着すると、巨人のバッティング練習と合間を縫ってのノックが行われていました。
岡本和真は、走塁のタイミングを図っていました。
そして、最後に和田恋と打撃の番が回ってきました。
バッティング投手は、朝井秀樹。
バッティング練習の質を見ると、その選手のバッティングに質が伺える部分があります。
その点で、まだまだ改善の余地があるのが岡本和真でした。
一番は、試合に向けた準備としてのバッティング練習ができるか?です。
このあたりは、稀代の天才打者前田智徳は抜きに出た試合前のバッティング練習をやっておりました。
その域まで一気にいくことは不可能ですが、
目的を持ち、実行していかないと、村田らライバルに打ち勝ってレギュラーを勝ち取ることは不可能です。
その点は気に掛かりました。
一方、野村克也をして60年に1人の逸材平沢大河は、相変わらず守備は進化の一途をたどっていると感じました。
そして、バッティングは2打席しか見ませんでしたが、一軍クラスの巨人今村からレフトへきれいに打ち返していました。
さすがのバットコントロールとうなっているファンも多かったことを申し添えます。
そして、岡本和真、平沢大河に共通する点。
ギラギラした感じが少ない。
この点は気になりました。
ギラギラしろと言っても意味が分からないかもしれませんし、これまでの野球人生は、けっこう簡単に素質だけで勝ち抜いてきたところも少なくないでしょう。
まして、大人の壁なんてものは存在しませんから。
ところが、プロに入れば、今日の試合に出場していたアラフォーの福浦、サブローなどのベテラン選手から新人まで、海千山千の強者集団がプロ野球。
そこを勝ち抜くのには、ギラギラした野望が全身からしみ出してくるようではなくてはなりません。
競技は違えど、サッカー界の重鎮中村俊輔が後輩の同僚に対して、
「もっとギラギラしろ!」「海外なら即交代」 マエストロ俊輔が18歳の新鋭MFに愛ある一喝 FOOTBALL ZONE WEB
アピールしないヤツは生き残れないと強い口調で諭しています。
思えば、桐光学園時代の中村俊輔のプレーを見たことがあります。
身体は細いながらも、ギラギラした眼をしていたことを、今でも鮮明に思い出します。
その強烈な眼光は、のちに五輪マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子や若かりし頃のイチローや前田智徳に通ずるものでした。
岡本和真なら、何が何でも俺が巨人のレギュラーになる!
ホームラン王を取るんだ!
平沢大河なら、トリプルスリー?
俺でもできるよ、やってやるよ、それくらい。
って思っていて欲しいです。
むろん、ただギラギラしているだけでなく、練習、研究も必要であることは言うまでもありません。
が、そちらの部分が不足している部分は少なく、むしろギラギラしたハートが足りないんじゃないのかなぁと。
みなさんには、どう写っているんでしょうか?
まとめ
岡本和真。
平沢大河。
明るい未来しか見えない、素晴らしい才能を持った二人。
しかし、ギラギラした野望なくなして大成なし。
若さにくわえ、ギラギラして、チームの主力へ成長することを期待して止みません。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。